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ヤフオクの会計学

 

前回までで、ヤフオク一つとっても会計的には非常に奥が深いことがおわかり頂けたかと思います。 

今回は、ヤフオクを通じて会計学を見ていきましょう。

 

前回のエントリーで、ショップと個人の違いについてお話ししました。

個人でヤフオクに出品する人の多くは、その商品が不要になったからという理由が多いということを、テレビゲームの例で説明しました。

長い時間並んで購入したゲームソフトは、会計的に見ると仕入原価が高くついているためヤフオクで売ったとしても利益は見込めないということでしたね。

 

一方ショップの方は、同じゲームソフトでも大量に購入することでゲームソフト1個あたりの仕入原価を下げることが出来るということでした。

 

 

それでは両者を比較してみましょう。

ヤフオクという全く同じ場所で、個人が売った場合とショップが売った場合とでは、ゲームソフト1個あたりの売上高は変わるでしょうか?

同じ時期に同じソフトを売ったとしたら、1個あたりの売上高は同じとなります。

 

これはいいですよね?

 

次に粗利を考えてみましょう。

粗利について詳しく知りたい方は、Vol.1 ヤフオクってホントに儲かるの?をご覧くださいね。

粗利とは<粗利=売上高ー売上原価(仕入高)>というものでした。

それではヤフオクという全く同じ場所で、個人が売った場合とショップが売った場合とでは、ゲームソフト1個あたりの粗利もおなじでしょうか?

 

 

 

違いましたよねっ!!

 

 

個人が売った場合には大赤字でしたが、ショップが売った場合には黒字となりました。

 

これが原価管理というものなのです。

 

原価管理とは管理会計における概念ですが、最近はやりの変動費にまつわる話は、これを複雑にしたものとなります。

ともかく難しいことは抜きにして『原価意識を持て』という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。

上司からイヤというほど聞かされた人も多いのではありませんか?

 

ここから見えることは、経営において大変重要なのです。

つまり

 

 

 

売上を追うな、利益を追え!

 

 

 

ということです。

ヤフオクの例で見たとおり、売上高は同じでも原価意識がなければ赤字になってしまうところを、原価意識があれば黒字に転化できるのです。

 

いかがですか?

最近は売上至上主義の企業も減ってきましたが、それでもまだまだ売上高にとらわれている企業が多いと感じます。

今一度、会計の基本に立ち返ってみてはいかがでしょうか?

 

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2009年3月15日

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