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どんぶり勘定のススメ♪

 

最近の中小企業経営者には、共通点が三つあります。

一つ目は、ちょっと前に話題になりましたSY(数字が読めない)です。

正確には『読もうとしない』の方が正しいと思います。

わからないものには興味を持たないという経営者が非常に多くなりました。

ひどい場合には『何がわからないかすらわからない』なんて経営者もいます。

『何がわからないかをそちらで判断して教えて欲しい』って言うんですね。

子供じゃないんだから、経営者だったら最低限の経営知識くらいは自分で身につける必要があります。

 

 

二つ目は利益が出ているかどうかの感覚がつかめないという点です。

このうち最もひどいものは、100円で仕入れたものを99円で販売していることに気づかないというケースです。

ウソのような話ですが、よくあることです。

薄利で販売している場合に、売上先から言われるままに値引をしてしまうケースなんかが該当します。

あるいは製造業などで、原価が高騰しているにもかかわらず原価計算をし直さなかったため、製造原価が嵩んでしまうケースもあります。

ここまででなくとも、人の感覚は自分に都合よく働いてしまいます。

知らず知らずのうちに経費を使いすぎていたなんてことは、よくある話です。

  

 

三つ目はお金が回ってるかどうかの感覚がつかめないという点です。

中小企業の経営者って、なぜかお金の流れを考えずに経営しちゃうんですよね。

不思議なことに、売上代金が入金されるより前に仕入代金を支払わなきゃならないようなサイクルにしてしまうんです。

入金されてから支払うほうが楽に決まってますよね。

さらに困ったことに、ちゃんと帳簿を付けていないから、いくら使ったのかすらわからなくなっています。

こういう経営者って使ったお金のことは忘れてしまうんです。

こうして気づかないうちにどんどんお金が無くなっていくことになります。

 

  

こういう経営者は、口を揃えてこう言います。

 

 

 

うちはどんぶり勘定だから

 

 

 

こういうのはどんぶり勘定とは言いませんっ!

ただのメチャクチャってだけです。

どんぶり勘定って、非常に高度なテクニックだってことに気づいていないんですね。

儲けの感覚を身につけた人だけが使いこなせる高等テクニックなんです。

 

 

それでは、どうすれば儲けの感覚を身につけることが出来るんでしょうか?

残念ながら、お手軽コースはありません。

正攻法で身につけるより方法は無いんです。

でもまぁ、こんな方法で身につけることも可能でしょう。

①人に聞く前に自分で想像してみる

②その後、試算表等でチェック

 

要するに仮定と検証を重ねていくことで、徐々に感覚として身につけていくという方法です。

特に重要なのが①です。

まずはざくっと、自分の感覚に頼ってみましょう。

『最近何となく上り調子のような気がする』とか『ちょっと厳しい感じ』とか。

その次に、それを裏付ける根拠を探してみます。

この場合の根拠としては、最近の資金繰りの状況や売上の状況などが該当するでしょう。

『ここ数ヶ月、預金残高が増えている』とか『売上は増えているけど売掛金が多くて現金化できていない』とか。

 

優れた中小企業経営者であれば、会社のお金と個人のお金の両方の流れをきちんとつかんだ上で、この二つを上手く使って資金繰りをこなすようになります。

 

 

 

 

これが本当のどんぶり勘定ですっ!

 

 

 

 

このように儲けの感覚を身につけて、どんぶり勘定を使いこなせる経営者になって下さいね。

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2008年7月 7日

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