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貸借対照表じゃなにもわからない!

 

Exchange Serverをアウトソーシングすることに決めました。

再構築してもよかったんですけど、この際独自ドメインをもう一つ取って外出先からでも予定表にアクセスできるようにしたかったんです。

今までもダイナミックDNSを使って事務所のサーバにアクセスしていたんですけど、セキュリティをより強固にするためにインターネット上からのアクセスは出来なくしました。

今日取ったドメインは western-a.com です。

western-ando と western-accounting の両方をかけて選びました。

そのうちこのドメインでウェブサイトを作ろうかな。

 

それでは今日のエントリー『貸借対照表じゃなにもわからない!』です。

会計学では貸借対照表とは『企業の財政状態を表すもの』と定義されています。

財政状態とは一体なんでしょう?

ひとことで言えば、その企業のお金の状態です。

 

貸借対照表の構造について説明します。

貸借対照表はご存じの通り真ん中から左右に分かれていますよね。

右半分は「資金の調達源泉」を表しています。

簡単に言えば、経営に必要なお金をどこから持ってきたかを表しているんです。

会社であれば、はじめに資本金を投下して設立しますね。

経営の途中でお金が不足したら、銀行などの金融機関から借りますね。

これらは全て右半分に記載されます。

 

一方左半分は「調達資金の運用形態」を表しています。

簡単に言えば、お金を何に使ったかを表しているんです。

銀行に預けた、建物を建てた、土地を買った、自動車を買った・・・

これらは全て左半分に記載されます。

 

それではこれらが記載された貸借対照表からは何がわかるのでしょうか?

 

   ・企業の資産と負債のバランス?

   ・企業の支払能力?

   ・企業の投資効率?

   ・企業の信頼度?

 

一般にはこのようなものがわかると言われています。

それじゃ、本当にわかるんでしょうか?

  

 

 

いいえ、わかりませんっ!

 

 

 

言い切っちゃいましたね(笑)。

だってわかるはず無いでしょ?

なぜかって?

日本の会計では、買ったときの値段で計上されているからなんです。

 

もう少しわかりやすく説明しましょう。

例えば500万円で自動車を買ったとします。

簡単にするために全額ローンで買ったとしましょう。

貸借対照表の右側はどこからお金を持ってきたかを表すんでしたよね。

今回は全額ローンですから、貸借対照表の右側には【ローン 500万円】が載ります。

他方、左側には【自動車500万円】が計上されます。

左側はそのお金を何に使ったかを表すからですね。

これだけだったら、会社の資産と負債は共に500万円です。

この場合、この会社はプラスマイナスゼロの会社であると評価されますね。

 

ここまではいいですか?

 

しかし、ここに大きな落とし穴があるんですよ!

それではここで質問です。

自動車って買ってきた次の日に中古車として売ると、どうなりますか?

半値とまでは行かずとも、かなり値崩れしますよね?

勘のいい人であれば、そろそろわかったんじゃないですか?

そうなんです。

貸借対照表の左側【自動車500万円】は、実は次の日にはもうその価値はないんです。

価値がないはずのものが、買ってきたときの値段で表示されているんです。

 

今日はちょっと難しかったかもしれませんが、結局何が言いたいかというと

 

 

 

貸借対照表じゃなにもわからないっ!

 

 

 

ということなんですね。

それじゃ作る意味が無いじゃないか、ですって?

いいえ、使い方を知ってる人が見ればわかるんですよ。

でも、普通はわかりません。

貸借対照表を読めるようになるには10年はかかります。

それだったら、中途半端に勉強するだけ無駄だって事です。

どうしても理解したい人向けには、方法がないわけではありません。

ですが、ハードルは高いですよ!

 

 

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2007年7月11日

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