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あらゆる分野で必要とされる会計
経理や財務であればいざ知らず、営業や店頭販売では『会計なんて自分には関係ない』って考えている人が多いですよね。
あなたもそうじゃありませんか?
本当にそうですか?
本当にそう思います?
はい、それは大きな間違いですっ!!
なぜだかわかりますか?
その理由は、
コスト意識を持てっ!
という言葉に集約されています。
『コスト意識』あるいは『原価意識』なんて言葉、仕事の現場で聞いたことってありませんか?
ありますよね?
どちらかといえば、経理や財務以外の現場で使われる言葉です。
それではお尋ねします。
『コスト意識』って、意味わかりますか?
『何となくわかってる気になってるけど・・・・』ってところが本音じゃありませんか?
皆さん、何となく言ってることはわかるような気がするけど、本当のところはわからないでしょ?
わかるはずがありませんよねっ!
なぜならば『コスト』というのは会計用語だからです。
英語での『コスト』とは『原価』という意味があります。
そしてこの『原価』という言葉は、れっきとした会計用語です。
しかも会計の中でも、結構難しい『工業簿記』という部類に入ります。
つまり、簿記を勉強している人でもちょっとやそっとでは身につかないところなんですね。
それを会計が全くわからない人に理解させようなんて、無理にもほどがあります。
だ・か・らっ!
あらゆる分野で会計は必要とされるんです。
でもね、もちろんのことですが経理や財務ではないので簿記は必要ないんですよっ!
ここは重要なところなので、もう一度言います。
会計は必要ですが、簿記は必要ありませんっ!
ね、ますますわかんなくなってきたでしょ?(笑)
いいですか、簿記と会計は同じものではありません。
っていうか、簿記って会計の中のほんの一部分でしかないんですよ。
樹に喩えれば、会計という樹の枝葉の一つが簿記だと思ってください。
会計っていうものは体系的な考え方・概念を指します。
簿記とは、それを記帳するための方法に過ぎません。
つまりは帳簿に記入するためのシステムが簿記なんです。
その帳簿を活用するための方法が会計学だと思って頂ければいいと思います。
だから一生懸命簿記を勉強しても、いっこうに貸借対照表が読めるようにならないんですよ。
そんな経験、ありませんか?
いいですか、簿記が必要なのは経理や財務の人たちなんです。
しかし会計が必要なのは、あらゆる分野の人たちだってことです。
なぜならば、会計がわからなければ『コスト意識』も理解出来ないからなんですね。
営業には営業に必要な会計があります。
総務には総務に必要な会計があるのです。
そしてそれらは経理に必要な会計とはまた違うものとなります。
この経理に必要な会計以外の会計を解説した本が『世界一わかりやすい会計の本』なんです。
今まで会計に興味がなかった人たちも、是非一度手にとって勉強してみてくださいね。
きっと何かがつかめるでしょう。
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2008年3月31日