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やったっ!! 初参戦でチャンピオン!
10/9~10/12までの4日間、千葉県にあるエルドラドランチにて PRBC The 1st Cercuit Final Scene 2008 が開催されました。
この大会は日本でもトップクラスの人たちが集まって、馬の調教度合いを競い合うというものです。
最後にジャッジが総評を述べていたとおり、非常にレベルの高い大会だったと思います。
わたしは今回初めてレイニングの大会に参戦しました。
で、
みごとCHAMPIONをGET!!
することができましたっ!!
実は密かに初出場でチャンピオンGET!を目論んでいた(笑)のですが、無事その悲願を成就することができました。
エルドラドランチのみなさん、本当にお世話になりました。
心より感謝申し上げます。
今回の大会で最も気をつけたことは、普段のトレーニングと同じことをやるということでした。
大会だからといって特に新しいことや難しいことをやるのではなく、いつも通りの演技ができることを最大の目標としました。
その結果、あまり大きなミスもなく無難にショーイングをすることができたんだと思います。
なんせものすごい大雨でしたから、特にそれを意識しました。
今回初めて大会に出場したわけですが、非常に素晴らしい経験をすることができました。
なんといっても目の前で日本でも一二を争うプロのトレーニングを見ることができたのですから、これに勝るものはありません。
いろいろ見てきたことを、今後のFineのトレーニングに活かすことができればと考えています。
次はLimited Non Pro DVでの優勝を狙いますっ!!
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富士山の麓まで馬乗りに行ってきました~!
ハウディッ!
皆さんこんにちは、ウエスタン安藤です。
夏休みも終わり、いきなり多忙モードに突入です(泣)。
さて今回の夏休みは『スーパーホースに乗ろうぜっ!』ツアーだったわけですが、乗ってきましたスーパーホース。
感想は、乗り心地最高っ!
反撞がほとんど無いんですよね。
常足も、速歩も、駆足も、どれをとっても乗り心地最高!
今回はレンタルホースでしたし、午前と午後で1鞍ずつでしたので、いつものように思いっきりトレーニングするようなことは出来ませんでした。
特に感じたことは、この馬は脚だけで動くんです。
レインは少しピックアップするだけで、あとは脚で方向の指示を出すときちんと方向転換をしてくれます。
はじめはこれがわからずにレインで曲げようとしていたんですけど、これをやると曲がりすぎてしまうんです。
馬体がぐねぐねしてしまうんですね。
そうじゃなくて、きちんと馬体をまっすぐにした状態で脚を入れると、ちゃんと曲がってくれるんです。
これがわかってからは、スムーズに動かせるようになりました。
今回のスーパーホース、名前をスクーター(Two T King Scooter)と言います。
スクーターくん、何がすごいって、ノーブライドルで乗れるんです。
ノーブライドル、つまりビット(はみ)をつけずに、首の回りに紐を回しただけで乗れるんです。
これは脚だけで動くからなんですね。
最終日、このノーブライドルでのライディングを体験させてもらうことが出来ました。
クビの周りの紐だけですから、ほとんど馬上に跨ってるだけの状態です。
この状態でサークル、スライディングストップ、スピンが出来るんですね。
いい体験をさせていただきました。
でも本当の彼のすごいところは、実は他にあるんです。
なんと、ライダーの間違いを指摘してくれるんです。
中途半端な指示を出すと、ちゃんと中途半端な動きで答えてくれます。
逆にきちんと指示を出すと、それにちゃんと答えてくれるんですね。
つまりライダーは自分の間違いを馬から教えてもらうことが出来るんです。
ちょっとした重心移動のミスでリードが変わっちゃったり、レインと脚で内側をブロックし忘れると内側に切れ込んできたりします。
全身を正しく使わなければちゃんと動いてくれないんです。
これって、ライダーにとっては素晴らしい勉強になります。
スクーターくん、本当にありがとうっ!
そして坂下さんご夫妻には、本当にお世話になりました。
ちなみに今回は、ウエストウインドランチに行ってきました。
富士山の麓で、こぢんまりとしていますがすてきなランチです。
なんといっても、子馬(生後3ヶ月)が好き勝手にうろうろしているのが最高です。
まるで犬か猫のような感じで子馬がうろうろしているんです。
スッゴクかわいいんですよ。
また行きますね。
ありがとうっ!!
富士山の麓まで馬乗りに行ってきま~す!
ハウディッ!
皆さんこんにちは、カウボーイ税理士 ウエスタン安藤です。
何とか昨日のうちに、原稿の1章と2章分を編集者さんに送ることが出来ました。
これで今後の方向性を決めていくことになります。
といっても、多分そのまんま行くんだろうけど(笑)。
いろいろと面白いこと書いたつもりなので、編集者さんも喜んでくれることでしょう。
今日から14日まで、富士山の麓まで馬乗りに行ってきます。
今回は、過去にウエスタン競技でチャンピオンになったことのあるスーパーホースに乗せてもらうことになっています。
どんなだろ、スーパーホース。
今からドキドキムネムネワクワクです。
それじゃ、行ってきま~すっ!
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今日の三鞍【ムーン・ライト、モンタナ、リバティ】
あー、さすがに今日はきつかった(笑)。
午前中は雨が降っていましたので、一鞍だけ乗れたらいいと考えながら14時からランチへ向かいました。
当然ランチについたら15時過ぎです。
ここからまずムーンに騎乗。
いつもながら乗り始めはすこぶる悪い状態です。
幸いムーンはあまり暴れたり暴走したりはしない馬(つまりは重い馬なんですね)なので、常足でラージサークルを描きながらバンピングを続けます。
初めはみはフリーにしておきました。
これは、初めからあちこち制約するとナーバスになるからです。
2周くらいしてから、軽くはみを当てます。
わずかな反抗がありましたが、すぐに頭が下がりました。
ここからがトレーニングです。
馬の口を小指に感じながら、バンピングを続けます。
通常はこれで後肢が入ってくるんですが、今日はいっこうに入ってきません。
その上、ガイドが悪くなってきました。
どうやら私に反抗している様子です。
いつもならば出来るはずのことが出来なくて、その原因が怪我などでない場合、反抗と捉えます。
スパでかなり強めに蹴ります。
ここでそのままにすると驚いて暴走し始めますので、同時に片方のレインを引いて回転運動に持って行きます。
ちょうどスピンのような状態になります。
一度叱りましたので、今度は逆にリラックスさせるようにサークルを描きながらバンピングをします。
徐々に落ち着いてきます。
すると、今度は打って変わってしっかりと歩くようになりました。
これは私がこの馬の性格や普段の状態を知っているから出来ることなんです。
どんな馬にでもこの方法が当てはまるというわけでは、当然ありません。
あとはどんどん良くなっていきました。
最後にはレインを持たずに両手は全くフリーの状態で、シートだけで前進、ストップ、バック、ターンが出来るようになりました。
ここで今日のトレーニングを終了します。
続いてモンタナ。
乗り始めてすぐに反抗していることが分かりました。
というわけで、こちらもスパで一発蹴りを入れます。
さっきまでの反抗はどこへやら、元の素直なモンタナに戻りました。
ここしばらく見せていなかったような、素晴らしい駆足を披露してくれました。
この馬、元はプレジャーホースだったそうで、独特の駆足をするんです。
最近はこれが崩れて、きちんと乗ってやらないと全身を使って後肢を踏み込んだ駆足が出来なくなっています。
馬としてはいい加減に走っている方が楽なんでしょうが、この馬に限っては全身を使って走らせてやらなければ、すぐに前肢を痛めてしまうんです。
今日は久しぶりに全身汗びっしょりになっていました。
ここで既に18時30分。
馬のメンテをしながら終わる準備をしていたら、ランチのボスが来て『もう一鞍乗るだろ?リバティ乗ってもらえるかな?』と言ってきました。
『えぇっ、この時間から?』と思いましたが、そこはいつもお世話になっているボス、『えぇ、いいですよ。』と受けました。
さて一番の問題は、リバティは夕暮れが迫ると急に超ナーバスになるということです。
駆足の最中に突然止まったり、急に暴走しだしたら、勝手にロールバックしたりするという悪癖の持ち主なんです。
っていうか、ものすごく臆病なんですね。
カラスがいるだけでビクビクし出しますから。
まずは感触を確かめるため、小さめのサークルを描きながらウオークさせます。
当然バンピングは続けます。
この段階でガイドはめちゃくちゃ、スピードコントロールはでたらめ、耳はあちこちに向く、顔もあちこちに向く、と言った最悪の状態でした。
この馬はまだ5歳なので、分かっていないことが多いだけにうかつに叱れないのです。
叱られていることが理解できないんですね。
ですから、突然止まってもそこで叱ることはせずに、すぐデパーチャーをさせるという方法をとります。
直接叱るのではなく、すぐにデパーチャーをさせることによって『止まってはダメだ』ということを理解させます。
しばらく続けるうちに止まらずにきちんとサークルを描けるようになりました。
最後はおなじみ、フリーハンドでのシートトレーニングです。
ここで終了!
あ~、さすがに疲れました!!
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今日の一鞍【ムーン・ライト】
今日は朝から雨が降っていましたが、昼前から晴れ間が広がりました。
今日は、最近動かなくなっているらしいムーンです。
この馬、来たときから人を見るのが上手い馬です。
少しでも反抗を見逃したならば、すぐに動かなくなるという悪癖の持ち主です。
今日も騎乗してすぐに、『内側に切れ込んでくる』悪癖が出ました。
すぐに外に蹴り出します。
はみを軽く当ててバンピングをしながらラージサークルを描きます。
ともすれば内側に切れ込もうとするのを見逃さずに同じ軌跡をトレースします。
すると今度は勝手にペースダウンしてきます。
ここでスパを当てます。
すぐにもとのペースに戻りますが、軌跡を外れてきます。
これ全部分かってやっていますから、たちが悪いですよね。
これらをきちんと潰していかなければ、動かなくなります。
30分ほどかけて、これを潰していきます。
ここまで行くと、馬の方で諦めるようです。
ここからが本当のトレーニングの開始です。
手綱を離して、完全にフリーの状態にします。
脚で前に出し、少し歩かせます。
そのままシートバックと共に『ウォー』の声をかけます。
ここでピタッと止まらなければ、再度手綱を使ってストップのトレーニングをやります。
最後にはフリーでこれができるまで繰り返します。
次はフリーの状態で、シートバックだけでバックをさせます。
もちろん初めは出来ませんから、手綱を使って指示を出しますが、最後は手綱を使わなくとも前進・ストップ・バックが自在に出来るところまでやります。
ここまで出来たら次に左右のターンをフリーの状態から脚の扶助だけで出来るようにします。
最後には前進・ストップ・バック・左右ターンがフリーの状態で出来るまでやります。
ここまで出来たら、シングルハンドで軽い扶助で動くようになります。
こうなって初めて、誰が乗っても動く馬になるんですね。
これでまた少しの間は、誰が乗っても動くと思います。
とはいえ、またすぐに悪くなってしまうんですけどね。
馬を良くするようにと考えて乗るようになってから、本当に毎回いい勉強をさせてもらっています。
馬が最高の教師ですね。
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今日の二鞍【ムーン・ライト、リバティ】
今日は午前中は雨が降っていましたが、午後から晴れたので行ってきました。
まず初めにムーン・ライトに騎乗。
乗る前に、『今までのムーンだとは思わないでね』と言われました。
最近無茶をされすぎて頭が混乱しているようなのです。
その上どうやら人間不信にも陥っているようです。
一鞍で直しきることは難しいですが、少しでも人間への不信感や反発を取り除ければと思いながら乗りました。
まずはルーズレインで好き勝手に歩かせます。
いつもならば蹄跡を行くムーンですが、今日はくにゃくにゃとおかしな動きをしました。
まずはルール作りから入ります。
軽くビットを当ててバンピングをします。
ここですでに反抗が見られました。
反抗を取り除くためには二つの方法があります。
一つは【叱る】、もう一つは【馬の頭を整理してリラックスさせる】ことです。
【叱る】時は、馬が頭では判っていながら我が儘を言っていることが明らかな場合に使います。
このときは、一回叱れば『あ、ばれちゃった!』といった感じですぐに良くなるケースが多い気がします。
問題は【馬の頭を整理してリラックスさせる】ほうなのです。
こちらはまず馬の心を開かせなければなりません。
まずはリラックスさせるところから入ります。
サークルを描きながらバンピングを続けます。
その間、ビットは軽く当てている状態を保ちます。
決してビットでのプレッシャーを感じさせないようにします。
そうするうちに、だんだんと馬がリラックスしてきます。
おそらくこのときの馬の心情は、『あれ?、叱られない!』というようになってきているのだと思います。
馬の頭の混乱は、馬と人との間のルール作りが出来ていないにもかかわらず、人間の身勝手で叱り続けたときに起こります。
人間でもそうですが、何をすればいいのかが判らないときに、いきなり『どうしてそんなことをするんだ!』と言って殴られたらどうでしょう?
当たり前のことですが、反抗しますよね。
同じ事が馬にも起こります。
人間と馬との間でやっていいことと悪いことのルール作りを初めにやらなければならないのです。
これができていないときには、不用意に叱ってはいけないんですね。
今日はこのルール作りを徹底しました。
すでに馬の頭は混乱していますから、一つずつ確認していきます。
簡単なことから初めて、出来たら思いっきり褒めてあげます。
これを続けると、馬の頭が整理されてくるんですね。
そのうち上の人間に従う気持ちが出てきます。
実はこの瞬間が一番重要なのです。
ここで無理なことをやり始めると、また元に戻ってしまいます。
しばらくはビットはフェザータッチで当てていきます。
ちょっとしたビットの反応もすぐに手に伝わるけれども、馬の口には軽くしか当たっていない状態です。
この状態でバンピングだけは続けて、サークルを描き続けます。
馬がリラックスして、頭が下がってきます。
ここまで来たら、とりあえずはOK。
最後はスピンの動作やガイドの修正など細かい部分をチェックして、終了。
続いてリバティに騎乗。
今日のリバティは初め【ものすごく悪い子】でした。
っていうか、人間の身勝手で馬が悪くなっていくんですけどね。
今日のリバティはスパ(拍車)に異常な反応を示します。
駆足の扶助のために軽くスパを当てただけでバッキングをしました。
このため、今日はスパを当てずに様子を見ます。
元々軽く動く馬ですから、スパを当てなくても何度かやるうちに駆足は出るようになります。
しかし初めはものすごい走りを見せてくれました。
まっすぐラチに向かって走っていったかと思うとラチ直前で突然方向転換をしたり、そうかと思えばラチで突然急停止したり。
おそらく前に乗った人が嫌で、このような走り方をした結果降りてもらえたんでしょう。
こういうときの馬ってものすごく賢い動物でです。
何かをして降りてもらえた経験をすると、必ず次から同じ事をし始めます。
今回のようにめちゃくちゃな走り方をすれば、だいたい怖くなって降りてしまいます。
私はとにかく馬から落ちないようにだけ気をつけて、そのまま乗り続けます。
すると、『あれ?効かない・・・』といった感じで馬が諦めてきます。
この間ずっとバンピングは続けています。
少し落ち着いてサークルを描き始めます。
こうしてサークルを描いている間、何度かストップやバックを入れていきます。
リバティは元々ストップはいい馬です。
当然いいストップをしますので、このときに思いっきり褒めてあげます。
同様にバックも良かったので褒めてあげます。
そうすると、馬の方も不必要に叱られないことが判ってきます。
そこでルールの再確認に入ります。
結局今日の一鞍の中で、シングルハンドでガイドの効いた状態で乗ることが出来ました。
最後にはレインを持たないで、シートバックだけでストップとバックが出来るところまで行きました。
人間も馬も猫も犬も山羊も、みんな同じです。
ルールを無視して叱られると、誰でも反抗しますよね。
人間は言葉を介してコミュニケーションをとることに慣れてしまって、言葉を使わずにコミュニケーションをとることが出来なくなってきています。
昔から『以心伝心』や『あうんの呼吸』という言葉がありますが、最近の社会ではほとんど存在しなくなってしまったような気がするのは私だけでしょうか?
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今日の一鞍【リバティ】
今日は久々のリバティです。
載る前にいつもの通り、最近の状況などについて聞いてみました。
『ここしばらく、強く叱られすぎていたから凄くナーバスになってる・・・。』
そういうコメントを頂きました
馬の動きが良くない場合、それが馬のわがままなどに原因があるならばきちんと教えなおします。
しかし馬に原因がない場合があるんです。
それは、まだ馬が理解していない状態なのです。
つまり新しいことを教えていく課程において、まだ馬が理解できていない場合、当然動きは悪くなります。
ここで強く叱ればどうなるでしょう?
馬は何が悪くて叱られているのかが分からないため、当然反発が起こります。
この反発はバッキングなどのように誰にでも分かる形で出る場合もありますが、ガイドが悪くなるなどわかりにくい形で出ることも良くあります。
ガイドが悪くなるなどのわかりにくい形で出た場合、それが反発なのか単にガイドが悪いのかを見極める必要が出てきます。
これがきちんと出来なければ、馬が理解できていない部分を叱ることになります。
こうして馬がどんどん悪くなっていくんですね。
今日のリバティがそんな状態でした。
乗り始め、すぐに反発が出ました。
それも非常にわかりにくい形で出ました。
事前に聞いていなければ、うっかりすると見落としていたかもしれないほど微妙な反発でした。
しばらく軽くはみを当てて脚でバンピングをします。
馬がはみを嫌がって首を振ります。
ほんのわずかにゆるめますが、それでも非常に軽いプレッシャーは与え続けます。
そのうち、馬が落ち着いてきます。
そこでもう少し強くはみを当てていきます。
これをしばらく続けていくうちに、少しずつ頭が下がってきます。
ここで速歩に移ります。
速歩にした途端、常足の初めと同じ反発が出ます。
また同じように少しはみを弛めます。
この間、バンピングは続けています。
やはりしばらくすると馬が落ち着いてきます。
そこで少しはみを強めていきます。
これを左右繰り返し、ある程度馬が落ち着いてきたところで駆足に移ります。
デパーチャーは非常に悪い状態でしたので、少し前に出してから駆足の扶助を出します。
ガイドは全然効きませんが、ここでレインを使って指示を送ると首を振って嫌がります。
そこで逆に、全くのルーズレインにしてしばらく走ってみます。
すると逆に馬がリラックスし始めました。
つまり、怒られ続けてきたためにプレッシャーに対して単純に反抗していただけなんですね。
こうなれば、単純な動作を繰り返し、出来たところで思いっきり褒めてやります。
リバティは元々ストップは良いので、ストップをさせて思いっきり褒めてやります。
バックをさせると、やはり良い状態でした。
ここでもきちんと褒めてやります。
左ターンで褒め、右ターンで褒め、前進で褒め、ストップで褒め、バックで褒め・・・・。
とにかく褒めまくります。
すると馬が上の人間に対して心を開いてくるのが分かります。
ここからが本番。
今度は駆足できちんとガイドをつけていきます。
時々嫌がって首を振りますが、軽くジャークを入れると自分のわがままを理解してきます。
この日、最後にはシングルハンドで駆足が出来るところまで行きました。
まだ少し右リードのガイドが良くなかったのですが、初めに比べればずいぶん良くなったと思います。
もし可能ならば、来週もリバティに乗ってみたいと考えています。
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今日の一鞍【ムーン・ライト】
最近なかなか乗馬にも行けません。
今回もほぼ1ヶ月ぶりの乗馬です。
今日の一鞍は【ムーン・ライト】。
前回この馬に乗ったのは11月でしたので、2ヶ月ぶりになります。
今日のムーンは大変いい状態でした。
『あんまり良くないから、直しておいてあげてね。』と言われて乗ったのですが、思いの外素直に調整できました。
と言うか、ここ最近立て続けに【テンテン】というわがまま馬に乗ってきましたから、それから比べると雲泥の差だっただけかもしれません。
ここしばらくで、脚とビットのの使い方が上手くなってきたように感じます。
『最後にはどうしたいのか?』を常に考えて乗るようにしてきたからでしょう。
『最後には軽い扶助でスムーズに動く』ようにしたいのですから、強くビットを当ててナーバスにさせる方が良くないのは当然のことですね。
ムーンは大変頭のいい馬です。
正確に言うと『ずる賢い馬』です。
乗り手の反応を確かめながら動くという、生意気な馬なのです。
ラージサークルをさせようとすると、2周目には少しずつ枠からはみ出てきます。
このときに気づかなければ、3周目にはまた少し枠からはみ出てきます。
ここまで来ても気づかなければ、どんどん内側に切れ込んできます。
ここまで来るとさすがにみんな気づくのですが、もう後の祭り。
全く言うことを聞いてくれなくなります。
一番はじめに少し枠から外れた瞬間に、きちんとプレッシャーを与えて枠内に戻してやれば『あ、ばれちゃった』とでも言うように、また素直に走り始めます。
結局今日は、ルーズレインでサークルをさせることまで出来ました。
ここまで来ると、ルーズレインのままでソフトタッチするだけで方向まで指示することが出来るようになります。
ガイドも良く、ストップもバックもシートバックだけでちゃんと反応してくれました。
こういう馬に乗ったのは本当に久しぶりだったので、とても楽しく乗ることが出来ました。
すると降りたあと、『すごく楽しそうに乗ってましたね。』と言われました。
やはり見る人が見ると、乗り方で分かるんですね。
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今日の一鞍【テンテン】
今日はテンテン(仮称)に騎乗しました。
この馬は10日ほど前にランチに来たばかりの馬で、まだほとんど誰も乗っていませんでした。
騎乗前、馬房に入って様子を見ます。
おとなしい感じですが、後ろに回っても頭をこちらに向けてきません。
どうやら、きちんとしたトレーニングを受けてきていない様子です。
5分ほど後ろから舌呼で追いましたが、おとなしい感じの割にはどうやらかなりナーバスな馬のようです。
あまり初めからやりすぎてもと思い、馬房内でのトレーニングは追々やっていくことにします。
サドル・ビットをつけて丸馬場に出ます。
まずはレインをホーンに結びつけて、丸馬場の中を追います。
やはりかなりナーバスなようで、それほどプレッシャーをかけていないにもかかわらず駆足で回り始めました。
しばらくこのまま回していると、疲れて速歩に落としてきます。
このときに再度プレッシャーをかけて駆足を続けさせます。
これはもちろん、こちらから速歩の指示を出していないからです。
とにかく指示通りに動くかどうかをチェックします。
結果は、ひどいものでした。
どうも全くこのあたりのトレーニングを受けていないようで、自分の好きなように走り、疲れれば止まろうとします。
これは馬としては当然のことですが、乗用馬としてはあってはならないことです。
なぜならば上に乗っている人間の指示を無視して走るような馬は、危険すぎてお客様を乗せることが出来ないからです。
ここでウエスタン乗馬の特徴を少しお話ししましょう。
ウエスタン乗馬の特徴の一つとして、外乗があります。
これは馬場を出て、自然の山や川、林や海岸、草原などを馬に乗って走ることをいいます。
このように山の中を、人を上に乗せて走るためには、どのような場面でも上の人間の指示に従うようでなければならないのです。
今日騎乗したテンテンも、いずれはお客様をその背に乗せて山の中を走れるようにならなければなりません。
これができない乗用馬はどうなると思いますか?
・・・・・生きていくことが出来なくなります。
何かの餌になることになるでしょう。
そうさせないためにも、テンテンにきちんとしたトレーニングをつける必要があるのです。
さてこの丸馬場でのトレーニングを1時間ほどもやったでしょうか。
次にはレインを持ってロンジングをします。
やはりレインの長さの中で回ることが出来ないため、しばらくは引っ張り合いながら私の周りを回ります。
しばらくすると、自分が楽になれる位置を覚え出します。
最後にはあまり引き合わずに回れるようになりました。
ここで初めて騎乗します。
突然走り出したりはしませんが、落ち着いて歩くことが出来ません。
脚で軽くプレッシャーをかけると、すぐにナーバスになります。
ビットを軽く当て、小指で馬の口の感覚を感じとります。
人間が弱く当てているつもりでも馬にとっては強いことも良くあるため、ビットが強いか弱いかは馬に聞くようにします。
しばらく丸馬場を回り、ストップの指示を出します。
シートバックして『ウォー』と指示を出しますが、いっこうに止まろうとしません。
そのまま止まるまでレインを少しずつ強くひきます。
止まりました。
そのままバックの指示を出します。
全くバックしません。
ここで今日の課題が決まりました。
はみ受けとストップとバック。
まずははみ受けから教えます。
軽くビットを当てたまま脚を入れて推進します。
当然ここで馬と人とのビットを介してのけんかが始まります。
常に一定の強さでビットを当て、馬が反抗してきてもそのままを保ちます。
そのうち馬が、自分が楽になれる位置を探し始めます。
頭の位置が下がったところでリリース。
これを何度も何度も繰り返します。
少し理解してきましたので、ここでストップを入れます。
これも初めは止まりませんので、レインをひいて無理に止めます。
やはり何度も繰り返します。
そのうち少しずつウォークのままのビットの状態でシートバックをすると止まるようになります。
もちろん出来たときには褒めてやります。
最後にバック。
これがくせ者でした。
シートバックのままビットを当てて脚を入れます。
馬は一瞬バックしようとするものの、すぐに前進しようとします。
少しずつレインの引きを強めていきます。
私は学生時代に背筋が300kgもあったので、まともに引くと大変なことになります。
それでもかなり強く引いてもいっこうに下がろうとしません。
ここで、少し考えます。
このテンテン、5歳馬なんです。
今まで別のランチで暮らしていたこともあるそうなので、これは単純に反抗だと判断しました。
本日初めてスパを使いました。
もちろん騎乗時には付けているのですが、必要でなければ使いません。
スパで少しずつプレッシャーを強めていきます。
それでもかたくなに反抗してきます。
最後の手段!
スパで強く蹴ります。
とはいえ思いっきり蹴るとお腹に穴が開きます(笑)ので、もちろんその辺りは加減して蹴ります。
それでも私が蹴るとかなりの衝撃があります。
さっきの反抗はどこへ行ったのか、すぐに下がり始めました。
ここからが正念場です。
今はスパの痛さで下がりましたが、これをシートバックだけで下がるようにしなければなりません。
何度も何度も繰り返し、うまくできたときには褒めてやります。
すると、最後にはきちんとバックも出来るようになりました。
乗り始めと比べて、降りるときには別の馬のようになっていました。
このような馬に乗るって、ものすごく勉強になるんですよ。
自分が正しく馬に接していなければ馬は良くなりませんから、自分が正しく乗れているかどうかのチェックになるんです。
今日は大成功!
後は何度も同じように乗ることによって、軽い扶助で動くように出来ればOKです。
ご協力いただければ、うれしいです!
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今日の一鞍【リバティ】
皆さんこんにちは、ウエスタン安藤です。
3週間ぶりの乗馬です。
先週・先々週とは東京出張のため行けませんでしたので、今日は無理矢理時間を作って行ってきました。
さて、今日はリバティです。
この馬は2年前にランチにやってきたんですが、当時は3歳の若駒でした。
来た当初から乗ってきましたが、ここ1年くらいご無沙汰だった馬です。
今日乗る前に、いつもアドバイスをいただいている方から言われました。
『だいぶん悪くなってるから・・・』
別に病気だというわけではありません。
馬って、上に乗る人によって良くも悪くもなるんです。
扶助を出して、馬が譲ってきたときにもリリースしなかったりすると、馬が混乱してくるんですね。
またビット(はみ)やスパ(拍車)を強く使い続けたりすると、今度は軽く当てただけで過剰に反応したりするようになります。
若い馬ではこの傾向が強く現れます。
これはずっと同じ人が乗るわけではないレンタルホースの宿命ともいえるんですね。
だからこそ、私が乗るときには出来るだけその馬を良くするつもりでトレーニングしようと心がけています。
それで最近のリバティの状態・動作の傾向などいくつかポイントを教えてもらいました。
馬場に出て、はじめにロンジングから入ります。
すぐに動きが悪いことに氣づきました。
動きが悪いというよりも、人間の指示に従わないと言った方が正しいんですね。
以前とは打って変わって、まるで別の馬であるかのような印象を受けました。
常足から速歩へ移行させます。
ともするとスピードダウンしようとしますので、その都度舌呼で指示を飛ばします。
こういう時の馬って、目つきが全然違います。
きつい目つきになり、ナーバスになっているのが判ります。
速歩から駆足へ移ります。
全く指示を無視します。
いっこうに駆足に移行しないんですね。
少しずつプレッシャーを強くしていきます。
とはいえ上に乗っているわけではないので、人間が馬の意識に働きかけて動かすことになります。
悪戦苦闘の結果、何とか駆足まで行きましたがすぐに止まろうとします。
しばらく続けて、いよいよ騎乗。
一抹の不安がよぎります。
騎乗後すぐ、まだ指示を出していないにもかかわらず動き出しました。
もちろん止めます。
いつもであればここで叱るんですが、今回は『すぐに叱らずに馬自身に考えさせるようにして』と言われていたためそのようにします。
先ずはウォークから始めます。
ん?ガ・ガイドが!?
なんとガイドを無視して好き勝手な方向に行こうとします。
ここでもすぐに叱らずに、指示を出して馬自身に考えさせるようにします。
しばらく続けた後、速歩へ移行します。
頭は上がる、ガイドは効かない、スピードコントロールは効かない・・・
なるほど、ものすごく悪くなっていました。
こんなとんでもない馬じゃなかったのに・・・。
一つずつ直していきます。
そうこうしているうちに、レインを持つ私の力が強くなっていたようで、またいくつかのアドバイスを受けました。
私は元々力が強いため、自分では弱くしているつもりでもつい強くなってしまう傾向がありました。
最近はだいぶん直ってきていたのですが、悪い馬に乗るとつい出てしまうようです。
ビットからの反応が指先に伝わってくる感覚に神経を集中し、再度速歩を出します。
すると馬が譲ってきたので、少しプレッシャーを弛めます。
そして駆足へ。
以前は駆足大好きリバティだったのに、扶助を出しても嫌がって全然駆足が出ません。
ここでもすぐに叱らずに、扶助を出しながら馬が譲るのを待ちます。
かなりの格闘後、何とか駆足が出たものの半周ほどで急に止まります。
前肢でいきなり止まるため、上に乗っている人間は慣性で前のめりになります。
これも反抗なんですね。
ここでは許しません。
スパを当てずに脚を強めに使って前に出します。
前に出るとすぐに駆足。
またしばらく行くといきなり止まります。
これを何度か繰り返すと、次第に馬が諦めてくるんですね。
『今日は我が儘が通らないな・・・』と馬が感じたらしめたものです。
そのまま数周サークルを描いて、ストップの指示を出します。
止まるときは見事に止まってくれるんですね(笑)。
止まったら褒めてやります。
そしてまたデパーチャーの指示。
そのまま数周走って止まります。
これを左右何度か繰り返しました。
初めから比べれば、頭の位置は下がってきたし、従順に走っているし、ガイドもよくなってきました。
ここで止めます。
次はスピンの練習。
外側のレインを首に当てて、外側の脚で扶助を出します。
この馬は元々スピンは得意なんです。
左右とも、きれいにロールオーバーしていました。
最後にバックの練習。
常足からシートバックして『ウォー』と声をかけます。
ぴたっと止まりました。
そのままの姿勢で脚を入れ、舌呼でバックを促します。
きれいにバックをしてきます。
OK!
そのまま何度か繰り返すと、バックの時に頭が入ってきました。
ここで終了!
いいところで終わるのがトレーニングの鉄則です。
結局馬が悪くなるというのは、身体的な問題ではなくて精神的な問題なのです。
人間に対して従順でなくなり、指示に従わなくなっている状態を指します。
これは総じて上に乗っている人間の責任です。
馬を良くしようと考えることなく乗り続けていると、そのうち馬の頭が混乱してきます。
そりゃあそうですね、人間でも同じです。
同じことをやって、ある上司からは叱られるのに別の上司からは何も言われなかったら・・・。
どちらが正しいのか、混乱しますよね。
そうしてある上司から怒られたら、『どうしてですか?○○部長は何も言いませんでしたけど・・・』ってなりますよね。
馬も同じなんです。
だからこそ、私が乗るときには乗り始めよりも降りるときの方が良くなっているような乗り方を心がけています。
ご協力いただければ、うれしいです!
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