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<ボスは怖い存在>馬から学んだボスの力〜その2
馬の世界において、ボスは怖い存在です。
群れを守ることがボスの存在意義のようなものですから、全体最適化のためには仲間を群れから追放することもあります。
またボスの座を狙うNo.2に対しても、本気で向かっていきます。
しかしここでNo.2が負けたとしても、それが原因で群れを追われることはありません。
ボスの座を狙うのは、No.2の正当な権利なのです。
草食動物で弱い生き物の代表のように見られている馬ですが、ボス馬が本気で怒るとライオンよりも強いのです。
それがわかっているから、肉食動物は群れの中でも弱い馬を狙います。
つまり子馬や障害を持った馬が標的とされます。
ボスは、次世代を担う子馬を守るために戦うのです。
厳密には、自分の遺伝子を残すために戦うという方が正確ですね。
このようにボスは怖い存在である必要があります。
この場合の怖い存在とは、内に対しても外に対しても言えることです。
内に対しては、群れの中で反抗が起こらないようにまとめる力が必要です。
外に対しては、群れを守るため盾となって戦わなければなりません。
しかしここで1つ問題があります。
当然のことですが、現代社会においては「見た目が怖い」や「力が強い」は、あまり意味がないのです。
それでは、現代社会におけるボスの怖さとは、いったいどのようなものなのでしょう?
現代社会におけるボスの怖さ、それは一貫性にあります。
言い方を変えれば、適当が通用しない怖さです。
自分なりの信念を持ち、その信念に基づいて突き進む強さには、圧倒される力が宿ります。
その信念に反することには徹底して戦い、決して妥協を許さない怖さ。
その信念には微塵のぶれも存在しない怖さ。
部下に対しても、取引先に対しても、意味のない「そこを何とか」は絶対に許さない怖さ。
もちろん一歩間違えれば「融通の利かないただの頑固オヤジ」ですから、ぎりぎりの線でスマートにこなす必要はあります。
部下は気遣う。しかし絶対に迎合しない。
これが、現代社会に求められるボスの怖さです。
もちろん誰にでも出来ることではありません。
しかしNo.2は、このボスの怖さを身につける必要があるのです。
確かに難しいことではありますが、いくつかのコツさえわかれば、かなりの確率で出来るようになります。
次回はそのうちの1つ<小さな反抗を見逃さない>について解説しましょう。
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2010年04月01日
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