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ウエスタン流 利益の方程式~その2

ハウディッ!

俺はウエスタン安藤、日本で唯一のカウボーイ税理士さ。

 

今回は、具体的な馬の価格決定の流れについてみていこう。

馬は生まれただけじゃ人の役にたたねぇってことは、前回書いた通りだ。

きちんと人間が調教して初めて、人の役に立つ馬になるってわけさ。

そしてその調教期間は、乗用馬であれば概ね3~5年程度なんだ。

ってことはこの3~5年の間、馬には結構な費用がかかるってことになるだろ?

例えば厩舎代、飼料代、削蹄料、厩舎係の人件費、トレーナーの人件費、予防注射、厩舎の水道光熱費、馬着、リードロープなどの消耗品・・・・。

その上有名なトレーナーであればトレーニング料も高額だしな。

ざっとこの直接原価だけでも2~300万円になるだろうな。

これに加えてその乗馬クラブそのものの運営費用も加算されるだろ?

ってことで乗用馬の原価は3~400万円程度になるんだ。

競技馬はまた少し違ってくるんだ。

こっちはトレーニング料がかなり高額だからな。

 

実はこの流れが、建設業や製造業と同じなのさ。

いまは馬について説明したけど、これが高層ビルだったらどうなるだろう?

高層ビルを建設するためには、設計料、鋼材やセメントなどの材料費、材料の運搬費、現場作業員の人件費、外注費、現場監督の人件費、保険料・・・・。

これらの費用をかけながら数年にわたって建築を進めていくんだ。

その間にはそりゃあ沢山の材料が使われるし、沢山の人たちが拘わることになるんだ。

これら全てにかかる費用は、全てその高層ビルの原価になるんだぜ。

そう考えたら、未だに完成していないスペインのサグラダファミリア教会なんてのはいったいどのくらいの原価がかかってるんだろうな?

 

建設業や製造業の会計が複雑だと言われているのは、製品そのものの製造原価を計算するのが複雑だからなんだ。

問屋さんにお金支払って買ってくるだけじゃすまねぇからな。

いろんな材料を調達し、沢山の人が拘わって作り上げていく課程では、それこそ沢山の種類の費用が生じることになるだろ?

例えば工場を想像してみてくれ。

よくテレビでも映ってるけど、ベルトコンベアの横に何人もの人が作業してるよな?

ベルトコンベアを動かすには電気代が必要だろ?

この電気代は製品の製造原価になるんだってことはわかるよな?

それじゃ製品1個あたりに必要な電気代ってどうやって計算するんだろう?

餃子の王将じゃ、『餃子一日100万個』って言ってるよな?

この餃子1個あたりの電気代を計算するのって、想像しただけでもゾッとしねぇか?

これを電気代だけじゃなくて、全ての費用についてやらなきゃならねぇんだぜ。

まぁ、そこにはいろんなやり方があるんだけどな。

しかし複雑であることには代わりねぇよな。

 

今回は原価の考え方について、簡単に説明してみたんだ。

次回は原価と売価の関係について説明してみよう。

 

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2008年4月25日

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