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大企業の社長と中小企業の社長の頭の中はこんなに違う!
頭の中って言ったっていろんな要素がありますね。
今回は、会計に限ってお話しします。
大企業の社長と中小企業の社長とでは、実は会計に関して全く正反対の認識があるってご存じでしたか?
一体何が正反対なんでしょう?
わかります?
実は、利益に対する考え方が、全く正反対なんです。
大企業の社長の頭の中は、とにかく時価総額の向上しかありません。
そのためにはどうすればいいのか?というと、増益が最大の課題となるわけです。
「そんなの中小企業の社長も一緒じゃないか!」って思いましたね?
思ったでしょ?
いえいえ、実はここからが違うんですよ。
それでは中小企業の社長の頭の中はどうなっているのでしょう?
中小企業の社長のうち少なくとも半分以上が増収を目的としています。
って書いて、ピンときた人がいたら会計センスがある方ですね。
皆さん、わかります?
そうなんです、増収であって増益ではないんです。
この違い、わかりますよね?
増収とは売上高のUPであって、利益のUPではないんです。
その証拠に、とにかく売上高を上げることを第一使命として、大幅な値引きをしてまで売上を上げようとする社長がいるんです。
これをやってしまうと、売上総利益(粗利:売上高-原価)が減少してしまい、その結果減益となってしまいます。
ちょっと前までは、中小企業の8割以上にこういう傾向がありましたが、最近少し減ってきました。
皆さん、わかってきたんでしょうね。
もう一つ、大企業の社長と中小企業の社長とで大きく違うところがあります。
それは税金に対する認識です。
大企業の社長は、増益を目的としていますが、あまり税金に関心はないようです。
もちろんいろんな節税対策はするのでしょうが、大企業が脱税で告発って記事はあまり目にしませんよね。
脱税の記事は、その大半が中小企業のものです。
なぜならば、中小企業の社長の頭の中は1円でも税金を減らすことで一杯だからなんです。
「それのどこが悪いんだ?」って思いました?
悪いんですよ、これは。
もう少し詳しく説明しましょう。
中小企業の社長の頭の中のあまりにも多くの部分をこれが占めていることが問題なんです。
極端な場合、年中こればかり考えている社長もいるんです。
本業そっちのけで。
わかります?
例えば100万円のキャッシュを手元に残すとして、100万円の節税策を考えるのと100万円の利益を確保する方法を考えるのとでは、どちらがいいと思います?
もちろん100万円の利益を確保する方法に決まっています。
なぜならば、これは今後もずっと増益に貢献してくれるからです。
それに対して100万円の節税策となると、その場限りの対処療法となります。
恒久的に100万円を節税する方法なんてものは、ほとんど存在しないんですね。
それに、100万円の節税ということは実効税率を40%とすると250万円の利益を減らす必要があります。
中小企業レベルでは、そんなに大きな税額控除は使えないからですね。
ってことは・・・。
ね、大企業の社長と正反対のことを考えているでしょ?
さらに250万円の利益を減らすためには、250万円分の経費を使うか、250万円の利益分の売上高を減らすしかありません。
ところが売上高を減らす方は、中小企業の社長の第一使命である増収に反します。
ということで、中小企業の社長は250万円分の経費を使う方を選択するんです。
ここで考えてみて下さい。
100万円の節税をするために250万円の経費を使うって、どうなんでしょうね?
100万円のキャッシュを残すために250万円のキャッシュを使うって、おかしくないですか?
ここの感覚が、中小企業の社長には抜けてしまっているんです。
だ・か・ら、大きな会社になれないんですね。
節税ってのは、税理士に任せちゃえばいいんですよ。
そして税理士が「これが精一杯です」って言ったならば、まず間違いなくそれが限界なんです。
それをムリしたところで、次の税務調査まで寝られない夜を過ごすことになるだけですよ。
そんなの精神衛生上もよくないでしょ?
税理士に任せて、堂々と胸を張って節税をして、自分は利益の増大に邁進すればいいんです。
どんどん利益が増えて、キャッシュが回るようになれば、納税もさほどイヤじゃなくなるもんです。
ウソじゃありませんよ、世のお金持ちってそうなんですから。
皆さんも、少しこの辺りを考えてみて下さいね。
2008年1月28日
コメント
通りがかりで文章を読ませていただきました。
私は、中小企業の経理として働いていますが、
私個人としては、この文章には納得しかねます。
まず、大企業の社長さん、はたしてどれくらい
オーナーさんがいらっしゃいますか?
雇われ社長の場合、万が一会社がつぶれても
個人保証等の債務に関する責務は負うでしょう
か。
それに、税理士に任せておけば良いと考えて
おられますが、そうであるならば、税理事務所
が、大企業よりも大きくなっている筈です。
税理士の発想だけが全てだとも思えません。
この様な考えは、けっしてこちらの税理事務所
にとって得だとは思えません。
こちらの税理事務所のクライアントは
大企業だけですか。
中小企業を相手にしていないのであれば
良いとは思いますが、あまりにも中小企業の
社長を馬鹿にしすぎている様に感じました。
それは、こちらの文章を書かれている方の
意図とするものではありませんが、
私の様な、経理をちょっと齧りながらも
社長の側で勉強をしている者にとっては
税理士さんの思い上がりではないかと
残念でした。
ちょっとした感想を送らせて頂きました。
不都合な内容でしたら、削除して下さい。
投稿者 匿名 : 2011年1月29日 19:35
通りがかりの零細企業の社長です。
匿名さんの言われるように、大きな違いは雇われ社長か、オーナー社長かでしょうね。
会社の大きさではなく背負っている物、使命感が全然違いますね。
税務を税理士に全部任せるって・・・。
そんな人は社長をやってはダメです。
そう言う人が税理士に騙されるんです。
投稿者 社長 : 2011年6月21日 16:19
匿名さま
社長さま
コメントありがとうございます。
まずは匿名さま、コメントをいただいておきながら気づかずにおりまして申し訳ありませんでした。
これは決して中小企業の社長をバカにしたものではありません。
2008年ということで今から3年前のものとなりますが、これは当時ここに書かれていることに関して、ある特定の社長にあてて書いた記事なのです。
いま見直してみると、かなり問題のある表現です。
ご覧のみなさんに不快感を与えてしまったと感じています。
この記事の主題は
中小企業の社長の頭の中のあまりにも多くの部分をこれが占めていることが問題なんです。
極端な場合、年中こればかり考えている社長もいるんです。
本業そっちのけで。
ここにあります。
本業そっちのけで節税にかまけるあまり、売上げの低下、そして資金繰りの悪化を引き起こした社長にあてたものなのです。
「そんなことをやっている暇があったら、しっかり仕事しなければ!」という思いからのものでした。
税務に関する部分を税理士に任せるというのは、わたしは有効だと考えています。
なぜならば、そのために税理士を使っているはずだからです。
税理士に騙されるということですが、これは税理士に限らず世間にはそのような人がいることも事実でしょう。
その場合には、是非セカンドオピニオンとして税理士をご利用ください。
複数の税理士に同じ内容を尋ねてみて判断されればと思います。
貴重なご意見を頂戴いたしまして、ありがとうございます。
近々、この記事を全面改定させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿者 安藤惠哉 : 2011年6月22日 11:34




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