経営の合理化とは?
企業経営にとって永遠のテーマとも言えるものが、この合理化ですね。
『一口で合理化といっても、いろいろあるからね・・・』と考える人も多いのではないでしょうか。
確かにそうです。
が、その根本を流れる考え方は同じではないでしょうか。
経営合理化の根本を流れる共通の視点、それをわたしは
無駄を省くこと
だと考えています。
例えば、わたしは税理士です。
ゲストクライアントにとって、一番面倒なものの代表格はなんといっても記帳なんですね。
出来れば領収書の整理もやりたくないって人がほとんどだと思います。
そりゃそうですね、面倒ですから。
それじゃどうして面倒なのかを考えてみて下さい。
ほとんどの方の答えは『時間の無駄』じゃありませんか?
そんな時間があったら、他のことをしたいというのが答えでしょう。
それでは、毎日領収書を整理して記帳をするのに一体どれほどの時間がかかると思いますか?
1時間? 30分? 15分?
慣れてくると、5~10分ほどで出来るんです。
毎日たった10分ほどで終わる作業に、月何万円も支払っているんですよ。
そう、もちろん税理士にです。
もちろんアウトソーシングした方が効率の良いこともありますが、何でもかんでもアウトソーシングするのは無駄以外の何者でもありません。
だからこれは合理的ではないのです。
また、これには資金的な合理性もありますが、実はもう一つ大きな合理性を含んでいるのです。
それは
規模が大きくなっても、現状のままでOK!
ということなのです。
通常規模が大きくなるにつれて、記帳量も増えてきます。
そうなるといずれ税理士にアウトソーシングできない時が来るのです。
つまり自社で記帳しなければならなくなる時が来るということです。
そのときになってから経理部門を整備しても良いのですが、既に複雑となっていますので導入までに時間がかかります。
そして導入完了までの間、経営者は結構なストレスを感じることになります。
事業規模が大きくなっている途上ですから、経営者としてはそんな事に関わっている暇がないのが現状です。
しかし無視するわけにもいきませんし、経理部門の導入は考えているほどスムーズに進まないことが多いのです。
ですから、将来規模を大きくしようと考えているのであれば、早いうちから経理部門を整備しておくことをオススメします。
それが将来の経営合理化に大きく影響するのですから。
2007年11月 5日




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