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フリーターパラドックス
ハウディッ!
俺はウエスタン安藤、日本で唯一のカウボーイ税理士さ。
今日は『フリーターパラドックス』について書いてみよう。
フリーターってのはもう知ってるよな?
フリーアルバイターの略で、いわゆる定職に就かない人のことを指す言葉だ。
フリーターと一口に言っても千差万別なんだぜ。
絵を描きたいからアルバイトをしながら勉強しているような人から、やりたいことが決まらずにフラフラしている人(いわゆるフリーター)までいろんなフリーターがいるんだ。
今回は『いわゆるフリーター』について書いていくことにするぜ。
『あなたはフリーターについてどう思いますか?』って聞かれたらなんて答える?
・あんなの許せないね!信じられないよ。
・まぁいろんな人がおりまっさかいなぁ。しゃあおまへんのんとちゃいまっか。
・いいんじゃないですか?自由だし楽しそう。
まぁいろんな答えが出るだろう。
それじゃ自分の子供に『俺、就職せずにフリーターになる。』って言われたらどうする?
これにはほとんどの人が反対するんじゃないかな?
『バカも休み休みいいなさいっ!』とか何とか言ってな。
そりゃあ誰も自分の子供にフリーターになって欲しい人はいねぇだろうしな。
そんじゃちょっと話題を変えよう。
人材派遣会社ってあるだろ?
あれどう思う?
・好きなときに好きな仕事が出来るからいいと思います。
・いろんな職場を見ることが出来ていいんじゃない?
・人材を雇用すると固定経費がかかるけど、人材派遣会社だったら必要なときに必要なだけ人材を確保できるからありがたいよ。
こんな感じかな?
結構人材派遣会社って重宝されてるよな。
派遣社員として登録している人も沢山いるみたいだし、みんなうまく使ってるようだな。
それじゃ今の社会で人材派遣会社が無くなったら・・・・。
どんな感じがする?
・仕事が無くなるから困るわ。
・雇用に固定コストがかかって大変だから困るなぁ。
・いちいち自分で仕事探すのって面倒だから困るよね。
っていう感じで人材派遣会社が無くなったら困る人の方が多いんじゃないかな?
さてここで話を元に戻すぜ。
面白いことに自分で仕事を見つけてきてアルバイトをしている人のことは『フリーター』って呼ぶのに、人材派遣会社に登録している人のことは『フリーター』って呼ばずに『派遣社員』って呼ぶんだぜ。
おかしな話だよな。
会社サイドから見た場合、固定費を削減するために人材派遣会社を利用することは良くある話なんだ。
大手家電メーカーの工場なんかも、働いている人のほとんどは派遣社員だったりするんだぜ。
これは景気変動のリスクを、人材派遣会社を利用することによって吸収するためなんだ。
景気が悪くなれば工場のラインを止め、そこで働いていた人たちの派遣契約を解除すればいいだけだからな。
こう見ると会社サイドからすれば人材派遣会社は無くてはならない存在となるだろ?
ということはそこに勤める派遣社員(フリーター)と呼ばれる人たちも必要不可欠な存在なんだな。
そのくせ、工場長などの陣頭切って派遣社員(フリーター)を使っている人たちも、いったん自宅に帰ると途端に『フリーターなんてけしからん!』って言ってるんだからお笑いだぜ。
これがフリーターパラドックスなんだ。
会社ではフリーター大歓迎でも家に帰ると反フリーター信者となる。
でもこの事って口に出せないだけで、ほんとはみんな頭じゃ分かってるんだ。
このパラドックスが起きる最大の原因が【管理会計】なんだ。
管理会計ってのは財務会計を経営に役立つように用いる手法のことを言うんだ。
この管理会計によって綿密に立てられた計画に基づいて何が行われているか?
そう、工場だったらラインの稼働が決まるわけだな。
これに連動して派遣会社との契約人数が決まるわけだろ?
こう考えると、今フリーター問題が取り沙汰されているけど、これが解決されないのは解決されると困る人たちがいるからに他ならねぇんだな。
だって本当にフリーターがいなくなっちまったら大企業はたちまち困るんだからな。
そう、本当に困るのは大企業なんだ。
最近管理会計が話題になり、中小企業でも採り入れようという動きがあるんだ。
もちろん正しく採り入れるんだったら何も問題ないんだけど、本当に理解して導入しなければ管理会計のための管理をすることになるから気をつけなきゃな。
何でもかんでも新しいものを採り入れりゃいいってもんでもないんだぜ。
だいたい管理会計ってのは経営者が把握しきれないほどの規模だからこそ必要となるものだからな。
中途半端に導入する場合には決まって人材管理と在庫管理から始まるんだぜ。
でも数字だけで管理しようとすると、本当に必要とされる人材がいなくなったり、必要なときに在庫不足に陥ったりするんだ。
この二つは数字だけじゃ管理できないものだということを頭に入れておかないと大変なことになるんだぜ。
やっちまってから気がついても、後の祭りなんだからな。
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2007年05月25日
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トラックバック時刻: 2007年06月13日 01:23
コメント
久しぶりに書き込みします。
先日の話したの内容ですね。
管理会計は使い方が大切だと私も思います。
というか、実は経営者のためも者では無く、いかに会社の計数を現場に理解してもらいそれを実際の仕事に落とし込んでいくことができるのか管理会計だと思ってます。
私の経験ですが、ある饅頭の製造をやっておられる会社がこの管理会計で業績検討会を社員とやっておられました。限界利益(粗利益)が低くどうしたらという議論になりました。後日いろいろあってあるパートの方がゴミ袋を営業後に量って、それを数日続けたらそれがあまりにも重いことがわかりました。わかります?製造に失敗したものが予想以上に多く廃棄が多かったのです。また、ある企業は机の下の見えない所まで隅々掃除をしたのです。それは設計系の会社でしたがそこで見つかったものは、ボールペン、鉛筆等の文具が以外に多く落ちていたのです。こういったことは「当たり前にやらなきゃいけない」ことですが、現場の方がこれをわかってもらうことに意義があると思ってます。財務会計の数字はわかりずらく一般の人が理解しにくいのですが、管理会計の変動費、固定費は細かくない分理解がしやすく、これが管理会計を使う最大のメリットだと思ってます。管理会計も使い方を間違えなければ非常に経営に有効に活用できると思います(^^)長文失礼しました。
投稿者 ハイサンド : 2007年05月27日 23:09
★ハイサンドさんへ★
コメントどうもありがとうございます!
おっしゃる通り間違った使い方さえしなければ有効
なツールですね。
何でもそうなんですけど、有効であればあるほど使
い方を間違えると大変なことになります。
最近流行の傾向がある管理会計ですが、中途半端に
導入するとおかしな結果をもたらすことになるんで
すね。
数値で人件費が多いと出たため早期退職者を募っ
たところ、優秀な幹部候補者が辞めていったなんて
話は当たり前に聞きます。
数値なんてものはコンピュータでも弾けます。
大切なのはその数値をどう読むかですね。
投稿者 カウボーイ税理士 ウエスタン安藤 : 2007年05月28日 23:00
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