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他人の気持ちを理解するには
他人の気持ちを理解することは非常に大切なことですね。
でも本当に理解することって、難しいことだと思います。
いったいどれくらい難しいのでしょうか?
それでは大人の気持ちと子供の気持ち、どちらが理解することが難しいのでしょう?
子供の気持ちを理解するために、あなたはいつもどうしていますか?
・マンガばかり読んでちっとも勉強しない子供の気持ち
・ゲームばかりしてちっとも話をしない子供の気持ち
「この子はゲームばっかりして、ちっとも○○しないんですよ。」
こんなこと言ってませんか?
良く聞く言葉ですよね?
この言葉の裏には「こんなゲームのどこがおもしろいんだろう?」という心理状態があります。
この心理状態はすなわち「子供がゲームに夢中になる気持ちが分からない」事が原因です。
それではここで質問です。
あなたはそのゲームを真剣にやったことがありますか?
「ゲームなんて、真剣にやるわけないじゃないですか!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
やったこともないのに、どうして夢中になる子供の気持ちが分かるでしょう?!
判るはずないんですよ。
子供と同じ気持ちになってやってみなければ、なぜ子供が夢中になるのかは判りません。
大人の感覚で子供の気持ちを判断しようとしても、子供が何を考えているかなんて判るはずがありませんよね。
「最近の子供はどこへ行ってもゲームばかり。一体何がおもしろいのか?」
という声は良く聞きます。
これに対する私の答えは、こうなります。
「私はニンテンドーDSを持っています。実際にゲームもやります。すると子供が夢中になることはすごく良く理解できます。」
「子供がニンテンドーDSに夢中になるのは、あなたがどこにいるときも携帯電話に向かっているのと全く同じなんですよ。」
こう言われると、少しは子供の気持ちが理解できるのではありませんか?
話を元に戻します。
大人同士でも同じ事が言えるのではないでしょうか?
幸い大人同士の場合には感覚が比較的似てきますから、子供の気持ちよりは理解しやすいかもしれません。
それでも時としてこのようなことが起きます。
「私はあの阪神ファンの熱狂ぶりは理解できません。」
とか
「私は人前で平気でたばこを吸う人の気持ちは理解できません。」
とか
いかがですか?
この場合は「理解できない」のではなくて「理解しようとしていない」にすぎないのです。
「私は『阪神タイガース』の熱狂的なファンです」の『阪神タイガース』の部分をあなたの熱中しているものに置き換えたらどうなりますか?
例えば私であれば、こうなります。
「私は『ウエスタン乗馬』の熱狂的なファンです」
いかがですか?
こうすれば少なくともその人の気持ちは理解できますよね?
また「人前で平気でたばこを吸う人の気持ちが理解できない人」は、じつは「人前で平気でおならをする人」だったりするんです。
「そんなこと言ったって、おならは我慢すると体に悪いから仕方ないじゃないですかっ」
これがその人の主張だったりするんですが、結局は同じ事なんですね。
「そんなこと言ったって、たばこを我慢するとイライラするから仕方ないじゃないですかっ」
ね、主張は一緒なんです。
そうなんですっ!
人は「他人の気持ちが分からない」というときにはただ単に「理解しようとしていない」だけなのです。
何とか理解しようという意識さえあれば、大抵のことは理解できるものなのです。
それを受け入れるかどうかは別、ですけどね。
せめて気持ちくらいは理解してから、その先どうするかを決めた方がいいとは思いませんか?
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2007年5月 7日




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