正しい財務の知識
皆さんこんにちは、ウエスタン安藤です。
社長ともなれば、財務諸表くらいは読めなきゃって思いますか?
そりゃあ読めるに超したことはありませんよね。
でも現実はそう甘くはありません。
それでも損益計算書はある程度読める人が多いと思います。
それじゃ、貸借対照表は?
残念ながら、理解できる社長はほとんどいないのではないでしょうか?
また自分では読めるつもりでいても、本当の使い方が分かっている社長がどれほどいるでしょうか?
財務諸表は経営のための道具なんです。
これを間違った使い方をしているために、理解するのに多くの時間がかかったりしているんですね。
・流動比率って何でしょう?
・長期固定適合比率って何でしょう?
・棚卸資産回転率や売掛金回転日数って分かりますか?
はい、それではこれにすらすらと答えられた方に質問です。
あなたの会社における、適正な在庫高や必要な資金量は分かりますか?
なぜ資金を外部調達しなければならなくなっているか、その原因が明確になっていますか?
どうして手元にお金が残らないのか、その原因が理解できますか?
私が言いたいのは、貸借対照表の読み方と言えば『○○比率』ばかりを勉強して、それで理解できている氣になっている経営者が非常に多いということなんです。
もちろん、この『○○比率』が悪いと言っているわけではありません。
それよりもずっと大切なことが書かれているのに、それを読み取れていないことを指摘しているんです。
貸借対照表は『資産の部』・『負債の部』・『純資産の部』の3つから構成されています。
さらにこの3つの部のは、たくさんの勘定科目で構成されています。
この勘定科目にはそれぞれ、そのとき現在の残高が記載されています。
この数字の羅列を見て、経営者が漠然と
【結果が表示されている】と考えていては駄目だ
ということなのです。
例えば借入金1億円があるとします。
これを【借入金1億円】とするのか【資本金1億円】とするのかは誰の判断ですか?
経営者の判断でしょ?
つまり、貸借対照表上の数字はすべて【経営者の判断の結果】だということなんです。
そう、社長あなた自身が判断した結果が反映されているだけなんです!
バブルの絶頂期にたくさんの土地を借金で購入し、バブルがはじけたとたんに土地の評価が下がって莫大な借入金だけが残った・・・。
こんな話、よく聞きましたよね?
これもバブルがはじけたせいや、当時の銀行のせいにしている人が多いのではないでしょうか?
確かにそれもあるのは事実です。それは理解できます。
それでも、その結果を招いた直接の原因は、やはり経営者である社長の判断だったのではありませんか?
貸借対照表ってものすごく社長の性格を反映していると思います。
・現預金を残す社長。
・ともすれば在庫を抱えすぎてしまう社長。
・土地建物よりも車両運搬具や工具器具備品が多い会社。
・売掛金、在庫、固定資産がほとんど無いのに長期借入金が多い会社。
私が見れば、貸借対照表で社長の性格診断ができるほどですね(笑)。
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2006年11月28日




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