思考を超えた節税で企業の可処分所得の最大化を目指す:安藤税務会計事務所

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在庫≒先行投資という考え方

  

皆さんこんにちは、ウエスタン安藤です。

  

最近数件のゲストから同じような内容の相談を受けました。

『先生のおかげで会社の利益が出るようになってきたのはうれしいのですが、税金が・・・』

これらのゲストは私が経営上のアドバイスをしたことにより、最近利益の出る体質に変わってきたのです。

もちろん私のアドバイスを受け入れて、しっかりと経営をされた社長が素晴らしいのでこの結果となっているのですが、ほとんどの場合利益の出る体質になった次には、同じような内容の相談がきます。

それが『税金を払うお金が・・・』という相談なのです。

 

もちろん節税策は講じながら進めてきていますが、まずは利益が出なければどうしようもないのでかなり強引な経営改革を進めてきています。

その流れで利益が出始めてからしばらくは、それまで貯まった赤字で利益を相殺しますので納税は生じないのです。

そしてそれを使い切る時がきます。

このときが問題なのです。

 

それまでに会社のシステムがきちんと構築できている場合には事前に明確な利益予測ができますが、そうでない場合には憶測となります。

 

詳しいことは書けませんが、今回相談にきた会社は、この『そうでない場合』に該当します。

ここ2~3年前からずっとシステム構築を言い続けてきましたが、結局先送りにした結果、利益予測に狂いが生じて多額の納税が生じました。

結果として様々な手(もちろん正しい方法です)を講じて1/3程度に抑えたのですが、今回はそれが問題ではありませんでした。

会社のシステムができていなかったため、かなり多額の在庫が計上されていたのです。

 

多額の在庫が計上されていたということは、商品仕入れが多かったことを意味しています。

そして商品仕入の代金は基本的に翌月に支払いがされています。

これが何を意味するか判りますか?

 

 

 

申告納税する月(決算から2ヶ月後)には手元に資金が不足していた!

 

 

 

ということなのです。

 

そして、手元に資金が不足した時の社長の心理にも共通した点がみられます。

それは

 

 

 

手元に資金がなければ利益が出ていないと勘違いする!

 

 

 

ということなのです。

 

資金繰りが理解できていない社長の共通点です。

在庫を抱えるということは手元から資金が不足することだというロジックが理解できていないのですね。

 

こういう社長も『先行投資』というと資金が先に出ていくという認識があります。

ここで再認識していただきたいことは【在庫と先行投資は似たようなもの】であるということなのです。

 

理解できているようでなかなか理解できていないのが【キャッシュフロー】の概念です。

経営者の皆さん、気をつけてくださいね。

 

  

 

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2006年11月26日

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