どうしてお金が不足するのか?
このエントリーは文体はビジネス向けに書きますが、個人に置き換えて考えてみると家計としてもそのまま使えます!
資金繰りが悪化する最大の原因はいったいなんでしょうか。
・得意先の減少?
・物価の上昇?
・税金?
・原油高?
私は仕事柄たくさんの経営者を見てきていますが、この原因に正しく答えられた経営者は一人もいなかったと記憶しています。
それは、
お金の使いすぎ
これだけです。
資金繰り悪化の原因なんて、考えてみれば非常に単純なところにあるのです。
入ってくるお金以上に使うと資金はショートする。
これだけなのです。
さぁ、これをご覧になってどう考えましたか?
『ふん、あたりまえのことじゃないか!』 とか 『今さら何いってるんだ?』 と考えたならば、危険です。
何故ならば、 本当には理解できていない可能性が高いからです。
こんな単純なことだったら誰でも出来る、とお考えですか?
いいえ、この単純なことが出来ない人がどれだけ多いことか!!
この単純なことが出来ない人が増えているから、破産や倒産が増えているのです。
ワタミの渡邉美樹社長や、フルキャストの平野岳史社長、フォーシーズの淺野秀則社長・・・。
今でこそ素晴らしい社長と言われる方々ですが、、皆さん一度は資金繰りが原因での倒産危機を乗り越えてきているのです。
そして、口を揃えてその時までは『本当には理解できていなかった』と仰います。
さて、それでは資金繰りで失敗する人の特徴を挙げてみましょう。
・必要なものは仕方ないと考える
・利益が出ているのにどうしてお金がないのかが理解できないにもかかわらず、
その理由を学ぼうとしない
・専門家の意見よりも同業者や知人の意見を尊重する
・頭が固い(常識に囚われすぎる)
・『お金が無いから・・・』と口にする
・お金の話を聞くと『お金よりも大切なものがあるだろう』と口にする
・『これだけ働いているのにどうしてお金がないのか?』と考える
いかがですか?当てはまるものがありましたか?
下の3つはお金に対する考え方についてです。
今回は詳しくは触れませんが、実はこれが潜在意識に働きかけてお金を遠ざける原因となるのです。
上の4つが資金繰りで失敗しがちな人の共通した行動パターンです。
とくに『必要なものは仕方ない』が一番危険です。
この場合の『必要』はその人の基準での『必要』であって、一般的には『必要でない』ことが多いのです。
簡単に言うと、『自分が欲しいものは必要なもの』と考えてしまう傾向があるのです。
こうなると次にどうすると思いますか?
『専門家の意見よりも同業者や知人の意見を尊重する』ようになるのです。
専門家はこのような場合、通常であれば【NO】というはずです。
そうなるとこの人は専門家以外の人に相談しはじめます。
すると、何が起こるか判りますか?
その人の周りには価値観を同じくする人たちが集まりますから・・・。
そうです、その人の周りの少数の仲間は『いいじゃない、必要なものは仕方ないんだから。』と言うのです。
こうして資金繰りが悪化していくことになります。
そして資金繰りが悪化してから専門家のところに相談に来ます。
『どうにかなりませんか?』
・・・・・・・・・・・・・
なるはずありませんよね。
とはいえ、それから私のアドバイスを聞き入れて急成長したところや、倒産寸前で立ち直ったところもあるのですけどね。
専門家の正しい意見は尊重する方が良い結果となることが多いと思います。
資金繰りとは突き詰めれば単純なことなのですが、単純なだけに人間の感情が入ると歪みも出やすいので注意が必要なのです。
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2006年10月15日




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