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『おつきあいで・・・』の意味

 

こういう表現をよく耳にしませんか?

 

『おつきあいということで加入してくださいませんか。』

『今回は、おつきあいということで買ってくれませんか。』

『とりあえず、おつきあいということで・・・』

 

ビジネスではよく耳にする表現だと思います。

それでは、この【おつきあい】とはいったいどういう意味なのでしょうか。

 

【おつきあい】の本来の意味は別として、この場合は『お礼代わりとして』『今回は借りということで』というニュアンスが裏に含まれていると思われます。

つまり、『依頼される側が依頼者側から何らかのメリットを享受した見返りとして』、あるいは『良い関係を締結することを前提として』発せられる言葉ではないでしょうか。

従って、ここには【HELP-HELP】の関係や【WIN-WIN】の関係が見られることになります。

ということは、【WIN-LOSE】の関係では、この【おつきあい】という表現は使われないことになりますね。

 

今日とある公共機関から【アポなしで突然訪問】がありました。

私は外出中で事務所にはおりませんでした。

さて、ここで問題です。

この公共機関の方の来所目的はいったい何だったでしょうか?

 

  

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答えは

 

 

【私へのお礼】と【おつきあいでの加入依頼】のためでした。

  

 

おかしいとは思いませんか?

私は少し前に、この公共機関の方に大きなメリットを与える仕事をしたのですが、そのお礼のための来所であるにもかかわらず、アポなしです。

そのうえ、【おつきあいでの加入依頼(幾ばくかの費用が発生する)】の依頼に来たのです。

先に断っておきますが、私は別にきちんとお礼をして欲しいと言っているわけではありませんので勘違いしないでくださいね。

 

夕方、当の本人から電話がありました。

そこでやはり【おつきあいでの加入依頼】を打ち出してきたので、私は次のように尋ねました。

『加入するのは全然かまいませんが、加入して私に何かメリットがあるのでしょうか?』

これに対しての回答は的を射ないものでした。

『えっ?いやあの・・・セミナーの講師とか・・・・ですかね・・・・。』

 

これでは完全に【WIN-LOSE】の関係でしかありませんね。

ちなみにこの公共機関は、周辺都市に存在する同じ公共機関の中でもどうやら成績が悪いようなのです。

これを見てどう感じましたか?

 

 

『それは、やはり成績は悪いだろう・・・』と感じませんでしたか?

 

 

そうです、当然なのです。

取引相手に対して平氣で【WIN-LOSE】の関係を求めてくるところは、世間から見放されてしまいます。

そして始末の悪いことに、当の本人はこのことに氣づいていないことがほとんどなのです。

 

来週、この方が再度来所されることになりました。

断っても良かったのですが、わざと面談を承諾したのです。

まだ若い彼(年配の上司もいるのですが・・・)には、この事実をきちんと伝えるつもりです。

【まずは与える】ということと【与えてもらったらきちんと返す】ということを伝えようと考えています。

きちんと相手にメリットを提示できなければ、今後生き残っていくことは不可能でしょう。

【もらってから与える】のではなくて【まずは与えてから、もらえるならばもらう】位の氣持ちでいなければ、長い目で見た場合には成功はできないと思うのですが、皆さんはどのようにお感じでしょうか。

 

 

  

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2006年10月12日

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