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演じることの効果

 

先日のエントリーで【演じること】について少し触れました。

今回はこれをもう少し深く掘り下げてみようと思います。

 

私は前回、自分を変えようとして【演じてみた】ものの、すぐに化けの皮がはがれたことを述べました。

それでは、どうして私は演じきることが出来なかったのでしょうか?

私に演技力がなかったからでしょうか?

それとも本氣で変えようと考えていなかったからなのでしょうか?

 

いいえ、いずれも当てはまりません。

私は演技力は抜群だと自負しています。

小さい頃から舞台に立つことは好きな方でした。

中学3年生の文化祭では学園ものの映画を作成し、その主人公を演じたほどです。

今でも人前で話すことは得意な方です。

数百人を前にした講演でも特に緊張することもなく話すことが出来ます。

また本氣で変えたいとも考え、事実そのように努めました。

それでも、変えられなかったのです。

 

実は、その理由は明白なのです。

それは、

 

 

 

自分の本質に関わる部分

 

 

 

だからなのです。

考えてみれば当然ですよね。

私であれば40年以上かけて少しずつ身につけてきた、自分の本質に関する部分が、ほんの数ヶ月で変わるはずがありません。

ましてや、まだまだ【演じている】段階であればなおさらですね。

それならば、それも含めて自分のブランドとしてしまった方がいいのでは、と考えたのです。

 

 

それでは、自分を変えようと演じることには全く意味がないのでしょうか?

いいえ、そうではありません。

これには非常に素晴らしい効果があります。

それは、自分の本質に関わる部分以外であればいいのです。

例えば次のような場合を想像してみてください。

  ・昨日まで一番下っ端だった人に後輩が出来たとき

  ・今まで平社員だった人が初めて係長になったとき

  ・数ヶ月前までサラリーマンだった人が起業して社長となったとき

  ・SOHOで一人でやっていた人が初めて人を採用するとき

  ・就職して初めての営業するとき

  ・・・・

 

このような場合は誰しも不安を感じ、自信が湧かないものです。

それでもその自信のなさが表に出てしまえば、いい結果を出すことは出来ません。

このようなときには、【演じること】は素晴らしい効果を発揮するのです。

 

  ・先輩としての役を演じる

  ・係長としての役を演じる

  ・社長としての役を演じる

  ・上司としての役を演じる

  ・トップ営業パーソンとしての役を演じる

 

このように、自分の中でそれぞれの役になりきって演じてみるのです。

あまり深刻にならずに、軽い氣持ちでやってみましょう。

『私は演技が苦手で・・・』という方ももちろんいるでしょう。

その場合は、誰かのやり方をパクる方法がお勧めです。

自分が尊敬する人のやり方をパクり、その尊敬する人を演じるようにしてみましょう。

これによってどのようなことが起きると思いますか? 

 

 

 

自然と自分自身がそのようになっていくのです。

 

 

 

  

これを世間では【板につく】と表現します。

 

 

誰にでも初めての時はあるものです。

どんな素晴らしい方でも、初めての時にはやはり不安を感じたはずです。

誰でもそうなんだ、自分だけじゃないんだ。

そう考えて、徹底的に演じてみましょう。

ある時、ふと見ればそこには【板についた】あなたがいることに氣づくことでしょう。  

 

 

 

 

 

 

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2006年10月 1日

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